こんにちは、じゅんこさんです。
さて、今日は夫からシェアされたnote の記事から着想を得たことを書いてみようと思います。その元になるnoteはこちらです。すごくいいなって、朝からウルウルしていました。
子育ての場面では、「いまはよくわからないけど、まぁいいか」
なんて感じで、すぐに答えを求めないで、一旦保留にするという選択肢もあるよね、というお話。
「そうだよね、これでいいんだ」って思ったら、色々なものがとても楽になれたような気がします。
皆さんはどうお感じになったかな?
思春期の息子がよくわからない
最近では中学生の息子がよくわからない…。
なんでそんなことしたの??
例えば、ある時期、自分から「やりたい!」と言って始めて2年程続けていたダンスを、しばらくずる休みしていた息子。
「なんで、だまって休んだりしたの?」
「あんなにやりたいって言ってたのにやりたくないの?」
…こんな風にきくと、黙って首を横に振るけれど、後は何も言わない息子。
そんな様子に、心配を通りこして、腹が立ってイライラモードの私。
「なんだ、根性がないんだ」とか
「かっこいいことに憧れているだけで、努力はしたくないって本気じゃないんだ」
…そんな風にイライラと心の中で怒っていた私。
思春期だから仕方ない、というのはもちろん理解しているのですが、それでも理由がわからない彼の「その行動」に親は「なんで?」って理由を求めてしまいます。ずっと何かが引っかかっているような気持ちの悪さを何とかしたくなるんでしょうね。
だけど、本当に子供たち本人にも、その行動の理由がよくわからない…言語化することができなかったり、もしくは、それを言う勇気がその時になくて、どうしても言うことができないのに、それを躍起になってどうにかしようとすることに、きっと何もいいことはなさそうです。
でも、そこから時間が経ったある日のこと。
穏やかな表情で、その時の気持ちをきちんと伝えてくれました。
きっと、当時はその感情の中にどっぷりとつかってしまっていて、自分の気持ちを理解することができなかったのかもしれません。でも、時間のおかげで、そういう自分を俯瞰してみることができ、本当の気持ちに気付くことができたんでしょう。
その時はびっくりするくらいに、あふれるように言葉がでてきたんです!
ダンスは楽しいし、みんなでミュージカルをするのも楽しかったけれど、それにのめりこむことはできなかった。違和感を感じていたけれど、何にしっくりきていないのかがわからなかった。
でも、しばらく離れてみて、同じダンスでもジャンルが違うこと、またみんなで作り上げていくのではなく、一人でやりたい…ということに気付いた、ということでした。
新しいチャレンジをしたいから、その為に今のダンス(ミュージカル)はやめて、しばらくは自主練をして、あるオーディションに受かるように頑張ってみる。それで合格したら、また応援してほしい、と。
正直、こんなに丁寧に自分の気持ちを理解して、言語化できたことに、とても驚いたことを覚えています。本人も「前は、なんて言っていいのかわからなくて自分でもモヤモヤして。それに対してイライラしていたし。でも、今日はなんか話せそうと思ったら、なんか言葉がでてきた」と、にっこり話してくれました。
あぁ~、そうか。
これだけの時間が必要だったんだね。
振り返れば、こういう出来事、3人の子育てをしていると山ほどあったなって(反省)
(これらの色々については改めて、書いてみようと思います)
noteの筆者も書いてますが、もしかして足りないのは「まぁいいか」(今は保留しとこ)この一言なのかもしれません。今はわからなくても、いつかわかるときがくるだろう、としておく、待ってあげる。
そういえば、私だって、モヤモヤしていても、うまく言葉にならない時ってある。その時にしゃべっても、絶対思いがきちんと伝わらないような気がして、話せない時あるよな、って(夫と喧嘩した時、ね。笑)
なんでも、急いだり、答えを欲しがるのではなく、グラデーションがあってもいいんだな、って思えたら、子育ては随分楽になるような気がします。
「答え合わせなんて、成人になってからでいいんじゃないかと」
ほんとに、これくらいで子育てっていいのかもしれませんね(笑)
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