こんにちは、じゅんこさんです。
今日のタイトルは、黒田剛さんのご著書「非効率思考」の中で紹介されていた”非効率ルール”の一つ
「今の自分は2年前の自分の行動からできている」を少しアレンジして書いてみました。
まさにそれを実感しているところです。

色んな講師業をしています
さて、昨日は都内の素敵なオフィスで、企業様向けの”食育セミナー”を担当しました。
今月後半はセミナーやイベントが目白押し。
会社の成長とともに、自分自身も成長させてもらっていることがとても嬉しいです。

クイズで楽しむ参加型セミナー
私の担当している食育セミナーは、ガチガチのお勉強スタイルではなく、
”クイズを楽しみながら自然と知識が身につく”形式。従業員の方同士が交流できる場にもなっています。
「野菜を食べない」
「健康にあまり気を使えていない」
そんな方にも楽しんでもらえるように、わかりやすく伝えるだけでなく、”楽しい雰囲気づくり”をとても大切にしています。
チーム対抗クイズで大盛り上がり!
今回はいつもと少し違って、チーム対抗のクイズ形式。会社のイベントの一つとして取り入れてくださいました。
約50名の方が参加してくださり、皆さんいいリアクション!拍手や歓声、そして笑いが絶えない時間になりました。
終了後、何人もの方がわざわざ私のところにやってきてくださり
「とてもわかりやすくて、楽しかった」
「プレゼンのお手本になった」
「盛り上げ方がすばらしい!」
と嬉しいお声をいただきました。
この瞬間、「あ、これが私の得意なスタイルなのかも」と感じました。

はじめは苦手だった「企業様向け食育セミナー」
栄養士の資格をいかし、企業様向けの食育講師を始めてもうすぐ3年。初めてのオーディションではデモ講座で即合格し、「このまま順調にいける」と思っていました。
でも実際にやってみると、「チーズやワイン講座のときと何かが違う」と感じました。
企業向けの食育講座は、エンタメ性が高く、テンポも大事。真面目な性格の私は、「盛り上げるのは苦手かも」と悩む日々が続きました。

「自分には向いていない」と思った時期
講師業には慣れていたけれど、求められるものが違っていて戸惑いました。
さらに、「栄養の知識はどこまで深めても不安…」「盛り上げるセンスもないかも」
と焦るばかりで、準備にも膨大な時間がかかっていました。そして、自信がないので毎回緊張していました。
それでも「もう少し頑張ってみよう」と思い、一つひとつ丁寧に準備を重ねました。
今できないことも、きっとできるようになる
知識を積み重ね、プレゼンを練習し、何度もロールプレイを繰り返すうちに、細部だけにこだわらず全体を見る余裕がでてきました。
知識や経験が結びつき、瞬時に伝えたい情報にできるようになりました。
全体を俯瞰してみているので緊張せずに落ち着いて思考することも、行動することもできます。
そして、「どうすれば参加者に届くか」「どう巻き込むか」を考えながらも、臨機応変に対応できる自分に変わっていました。
これまでの失敗や経験が自信に変わりました。
登壇するのが、わくわく楽しみになりました。

今できないことがあるとしたら、それはまだ準備や経験が足りていないだけかもしれません。
かつて私は「食育講師は向いていない」と思っていたけれど、今では「食育が一番得意」と思えるようになりました。
あのとき諦めずに続けてきて、本当によかったと思います。
未来の自分を育てる努力を
今日の努力がすぐ成果に繋がるとは限りません。
でも、今の自分は2年先の自分をつくっている。
そう思えるようになってから、目先の結果にとらわれすぎず、焦らずに目の前のことを一つずつ丁寧に頑張れるようになりました。
長い目で見て、自分を育てていく。
その積み重ねの先には、ある日ふと見える景色が変わる瞬間がある——
今は、そんなふうに信じています。
自分を信じられるようになってからは、たとえまわりより時間がかかっても、今うまくいかなくても、
「私なら大丈夫」「自分のペースで大丈夫」と思えるようになりました。
それはきっと、小さな努力を重ねてきた自分への信頼なのだと思います。

どんなことも一歩一歩丁寧に。そして努力を続けていく。
改めて、こんなことを考えるきっかけになりました。
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