先週末に実施した、オンラインチーズ講座【滋賀のチーズ職人つや子さんと3種のチーズを楽しむ】が無事終了いたしました。今回はアーカイブ視聴も含め約30名の皆様ご参加いただくことができ、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
今日はちょっと違う角度から振り返ってみます。
どのSNSで、何を伝えるかで参加者の層がかわりました
実は、過去にもつや子さんとチーズ講座をご一緒したことがありましたが、これまでと最も違うのが、ご参加いただいた方々の層でした。
以前は「チーズ」に興味がある人、チーズを学んでいて国産チーズのことをもっと知りたい!という方が大半、しかも全員女性、という構成でした。
しかし、今回は男女のバランスもよく、大半の方がチーズ初心者、その中にチーズに詳しい方もちらほら混ざっている、という感じでした。
どのSNSがきっかけになっているかで、そのあたりに偏りがみられて面白いなと思ったのと同時に、SNSによって告知方法を工夫することが大事だなという気づきもありました。
具体的に言うと、LinkedInでは単に告知ではなく、なぜこの講座をしようと思ったのか、何を伝えたいのか、そして皆さんにどういう行動を起こしていただきたいのか…それらを具体的に書いたことで、その直後から一気にお申込みが入るようになりました。これには私もびっくりしたんです。
多分、「チーズに興味がある」という以上に、私がつや子さんの想いに共振して、この講座を作ったように、皆さんも私の発振に共振して、つや子さんに興味をもってくださったり、私たち二人を「応援しよう!」と思ってくださったのかなって想像しています。
一方でインスタからご参加された方は、私のチーズアカの投稿をチェックしてくださっているチーズファンの皆さん!私の講座に参加してくださっている方や、すでに知識(資格)をお持ちの方で、さらに日本のチーズを学びたい、という方が多くいらっしゃいました。もちろん、こちらもとってもとっても嬉しいです♡
講座の準備から振り返り
今回、特に意識したのが、チーズの知識レベルに関わらず楽しんでいただけること、そしてチーズやつや子さんに興味をもってもらう”きっかけ”にすることでした。今までそれほどチーズに関心がなかった方でも、その一歩を踏み出すための「好奇心を刺激するもの」にしたいと考えていました。なので、コアなチーズファンだけでなく、たくさんの人にこの講座を広く届ける必要がありました。
そして、実際の講座では、誰もがついてこれて、チーズの味云々だけではなく、その背景にあるものをわかりやすく伝え、自分なりに何か感じ取ってもらいたい、そして少しでも「参加している」感を感じながら、自ら楽しんでほしいなと思っていました。
その為に、私がファシリテーターとして進行する形をとったり、話の構成や、聴きっぱなしにならない為のポップアップ機能を使ったクイズを交える等、工夫を色々盛り込んでみました。
また、お打ち合わせだけでなく、他にも様々な情報を集めて、つや子さんにお話ししてほしいことを絞り、それをどのようにしたら引き出せるかを自分なりに考えてみました。
このような作業をしてみて、ラジオのパーソナリティーの方やインタビューする方など、改めて尊敬する気持ちにもなりました(笑)その人の言葉を引き出すのも、またそれを受けて次につなげていくのも、私にとっては簡単ではありませんでしたから。
終わってみるまで、この内容で大丈夫だったのか、どこかで不安を感じながらも、今やれることは精一杯やったな、という想いもあって、終始楽しく進行をすることができました(←結構のりのりでした笑)。
そして、なんといっても、つや子さんの言葉が自然体で、そこに熱い想いがのっていて(ものづくりに妥協しないつや子さん!)、すんなり皆さんが共振されていたように感じました。私が代弁していては到底伝わらないことを、作り手さんは言葉やそのオーラで届けることができるんですね。リハの度に私が感動していました(←つや子ファンですから笑)
つや子さんも、チャットに入ったたくさんのコメントはもちろん、レビュー等をみてとても喜んでくださっていました。皆さんあったかい♡と。今度はもっと皆さんからの質問も受けながらまたやりたいな!と嬉しいお言葉を頂戴しておりますので、ぜひまた何か楽しいことやってみようと思います(笑)
参加者の皆様からの嬉しいレビューや、またLinkedIn のコメントにもたくさんあるので、読んでいただけると嬉しいです。また大阪からご参加の三根早苗さんのブログにも書いてくださいました!ありがとうございます!(懐かしい写真付きで 笑)
それでは、今後も毎月の講座はもちろん、色んなたのしいこと考えていきますので、引き続き応援どうぞよろしくお願いいたします!