喧嘩をしないことより大事なこと

こんにちは、じゅんこさんです。また、今日も家族のお話です。

先日、思いたって一人で映画を観に行きました。
最近読んでいた
「ほどなくお別れです」の実写版。

昨年末から、
個人的にも気になるテーマでもあり、
一人でゆっくり観られて
よかったなと思う映画でした。

その感想はまた改めて。

この日はどうしても
気分転換したくなりました。

なので、衝動的に映画館へ。

子どもが3人いると、
1人が調子よくても
誰かのことで心配になったり、
もやもやしたり、
いらいらしたり。

まさにこの日はそんな日でした。

「見守ることを大事にしよう」
「相談にはのるけれど誘導はしない」
「失敗も大事な経験。邪魔しない」

そんなふうに思えるように
日々、自分の心を整えているつもりですが
(←つもり。笑)

ちりも積もって、というやつで、
そういうものが
木っ端みじんに壊れる日
たまにあります。

この日が、まさにそれ。

次女の言動が引き金になり、
長女に感じていたもやもやも
一気にあふれてきました。

少し距離をおこうと思って
映画を観て、
ぶらぶら歩いて、

「もう大丈夫かな」

そう思って家に帰ったのですが、
しばらくすると
また色々考えてしまって
もやもやが復活。

あ~今日はほんとに私やばい。
自分の感情がコントロールできない。

そんな自分に嫌気がさして、
涙も出てきて、
何も手につきません。

そんな時。

入試も終わり、
午後から家にいた中3の息子が
キャロットケーキを焼いたようで

「お母さん、味見してみて。
おいしいよ〜」

と笑顔で持ってきてくれました。
きっと気をきかせて。

「ありがとう。
お母さん変でごめんね」

そう言うと

「大丈夫だよ。そういう日もあるよね。
いつもありがとう~」

そう言ってハグをして、
背中をずっとさすってくれました。

その瞬間、
すーっと心の波が
静かになっていくのを感じました。

こんなダメダメな状態の母を、
責めることもなく
説教することもなく
まるっと受け止めてくれる。

優しいな。

知らないうちに
こんなふうに成長しているんだな。

そう思うと、
なんだか胸があったかくなりました。

最近の息子。お菓子作りや料理に没頭中

そういえば、
こんな風にハグしてくれるのが
長女だったり
次女だったり
夫だったりすることもあるな。

そんなことを思い出しました。

いい時も、悪い時も、
いろいろありながら、

その時々で
助け合ったり、
フォローしたり、

そうやって
ここまで来たのかもしれません。

親子だからって
いつもいい関係とは限らない。
それは夫婦も同じ。

本気でぶつかることもあるし、
腹が立って
どうしようもない気持ちになることもある。

でも、
それで壊れてしまうわけでもなく、

そういう出来事をきっかけに
お互いを少し理解できたり、
絆が深まったり。

きっと
そういうことの繰り返し。

最近になってようやく、
家族って
「いかに喧嘩をしないか」よりも、
そうやって少しずつ
家族として成熟していくことが
大事なんじゃないかな、
と思えるようになってきました。

おかげで、
一つひとつの出来事を
「点」ではなく
「線」で見られるように
なってきたのかもしれません。

若い頃は
もっと小さなことで悩んでいたし、
悩みの種類も
今とはずいぶん違っていた気がします。

色んな経験をして、
その都度気づきがあって、
それが少しずつ積み重なって、

気がつけば
自分なりの考え方の軸のようなものが
できてきたのかなと思います。

年齢を重ねるのも
悪くないですね。

まだまだ
これからも
いろんな経験の中で
自分も変わっていくんだろうな。

そう思うと、
それもまた楽しみ。

子育ても。
そして親との関係も。

大切で、
ときに大変で、
でもきっと意味のある経験。

子育ては親育て。

本当にそうだなと、
最近しみじみ思います。

味見したキャロットケーキ。翌日の朝ごはんになりました。

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