明けましておめでとうございます。
今年も「じゅんこさんのおうち」をどうぞよろしくお願いいたします。
年末年始は、家族との時間を優先していたため、
ブログも少し久しぶりになってしまいました。
いつもなら、
年末の締めのご挨拶や、年始の抱負を書こうかな、
と思うところですが、
今回はなぜか、
あまり気負わず、ゆるりと過ごしてみたくなりました。
ということで、
今日は年末年始のことを、
少し振り返ってみようと思います。
よかったら、お付き合いください。
長女と初めての二人旅
昨年末、長女と二人で滋賀の実家に帰省しました。
いつもは家族みんなで車移動。
新幹線で、しかも長女と二人きり。
それだけで、いつもの帰省とは違って、
どこか「旅」らしさを感じていました。
そういえば、22歳になる長女と、
二人きりで旅行に行くのは、これが初めてかもしれません。
我が家は三人きょうだい。
長女は、最初こそ両親を独り占めしていたけれど、
妹、弟が生まれてからは、
自然と「おねえさん」を頑張ってくれていたように思います。

本当は、もっと甘えたい時もあっただろうな、と。
それをどこかで封印してきたのかもしれない、
そんなサインを、これまで何度か感じてきました。
本当は、
もっと早くこういう時間を取ってもよかったのかもしれません。
家族旅行も楽しいし、
友達や彼氏と旅行に行くこともある。
だから、わざわざ二人じゃなくてもいいかな、
と、どこかで思っていたところもありました。
でも今回は、
次女と長男が受験生で、家族揃っての帰省をしない年末年始。
そして、実家の母との時間も、
ゆっくり取れたらいいなと思ったこともあり、
「今が、そのタイミングなのかもしれない」と、
長女との二人旅を決めました。
思っていた以上に、
長女は喜んでくれていて、
それがまた、私には嬉しかったです。
*
移動した日は、ちょうど滋賀は大雪の予報。
実家のある湖西は雪の多い地域なので、
在来線が動くかどうか少し心配していましたが、
無事に到着することができました。

ほとんど予定を立てずに決めた、2泊3日の帰省。
「ゆるりと、頑張りすぎずに、
おばあちゃんやおかあさんとの時間を楽しもう」
と、娘も言ってくれていて、
本当にその通りの時間になりました。
翌朝、目覚めると一面の銀世界。
寒いけれど、お天気はよく、
とてもきれいな朝でした。

娘はまだ眠っていたので、
私は一人で、雪の中をお散歩。
これまでは帰省しても、
車で移動して、買い物や観光に出かけることがほとんどで、
近所をゆっくり歩くことは、
実はあまりありませんでした。
それが、とても新鮮で。
気づいたら、朝から6kmほど歩いていました。

午後は娘と一緒に、
今度は一眼レフを持って、改めてお散歩。

なんでもない道、
雪景色、川や山。
どれもが、とても美しく感じられました。
実家の周辺は「生水(しょうず)の郷」と呼ばれ、
比良山系に降った雪や雨が伏流水となり、
各家庭からきれいな水が湧き出ています。

この仕組みを「かばた」と呼び、
今も暮らしの中に、水の風景が残っています。

でも、すぐそばにありながら、
これまでちゃんと見ようとしていなかったな、と。
心を少しひらいてみないと、
見えないものって、たくさんあるんだなと感じました。
いつもと環境を変えることで、
心の解像度が少し上がる。
そんな体験を通して、
「旅ってこういう意味があるんだな」と実感しました。

写真や絵が好きな娘は、
あちこちで足を止めては、シャッターを切ります。
なんでもない風景の中から美しさを見つけ、
それを切り取っていく。
そんな感性の人と一緒に歩く時間は、
宝物探しをしているみたいで、
とてもワクワクしました。


レトロな看板、
町で唯一のパン屋さん、
昔、実家があった場所、
通学路。
いろんな思い出話をしながら、
気づけば午後も10kmほど歩いていました。

この時間の中で、
母と娘としての、
とても大切で、貴重な時間を
過ごすことができた気がします。
帰宅後は、私は夕食作り。
娘は、おばあちゃんへのプレゼントにと、
ネックウォーマーを編んでいました。

それぞれの時間も、
なんだかとても、やさしいものでした。

最終日は朝に出発し、
京都でにしんそばを食べ、
夕方まで街を散策。

結婚前から数年間を京都で過ごしていたこともあり、
思い出話をしながら歩く時間も、
また楽しいものでした。

こんな長女との二人旅は、
決して派手ではないけれど、
想像以上に、あたたかな時間となりました。
また、こういう時間を過ごしたいな。
みんな一緒も楽しいけれど、
子どもたちと一人ずつ、
ちゃんと向き合う時間も、
やっぱり大切ですね。
そんなことを、
そっと教えてもらった旅でした。

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