食べることは心もつくる


こんにちは、じゅんこさんです。

今日は高校生の次女が遠足でディズニーランドへ。
もちろん、遠足と言っても高校生なので、現地集合、私服、仲良しメンバー…ということで、ほぼ自由!

お洋服選びからメイクまでうっきうきで準備して早朝に出かけました。そういう姿を見ていると、こちらまでハッピーな気持ちになってきますね。

そんな次女ですが、高校受験前後は色々大変な時期でもありました。そして、その後も色んな壁にぶち当たり、私もどう接したらよいのかわからなくなることもありました。3人いると、本当に色々あるなと(苦笑)

それでも、よく私が言ってますが、長い人生の中で見たら、そんな時は「点」にしかすぎなくて。
長い時間の中でみたら、「そんなこともあったよね」「その経験があったから今がある」~そう言えるようになるんだなと、毎回感じています。

そして、今、高校3年生になった彼女の笑顔からは、たくさんのハッピーがあふれています!
今日は素敵な思い出をつくってきてね!

この後載せているのは、彼女が高校1年生だった冬に私がnoteに書いていたエッセイです。ふと目にとまって、その頃のことを思い出していました。

目次

【食べることは心もつくる】(エッセイ)

昨夜のヨガの効果なのか、まだ5時台というのにいつも以上にすっきり起きられた休日の朝。

とはいえ、平日も5時台に起きているのだから、大したことないように思われるかもしれない。

でも、最近は夜中に何度も起きることがあり、熟睡した、という感じがほとんどなかった。そういう時は日中のパフォーマンスが悪すぎる。だからここ数日のちょっとした悩みのタネであった。

「あー、きっとあのことがストレスになっているのかな」と思い当たる節はある。

にも関わらず、今朝は非常に気持ちよく起きられたのだから、いやでもテンションはあがってしまう。

「なんて素敵な朝を迎えたんだろう」
「よし、充実した朝時間を過ごさなければ!」
「で、まずは何をしよう???」

いつもこんな朝はそわそわしてしまう。

「有効に朝時間を使わなくては」と無意識にプレッシャーをかけてしまう。もっとゆったりしようよ、と自分に言ってあげたくなるのだけれど仕方がない。日々、心に余裕を持っていないのがバレバレだ。

いつも以上にたっぷりと朝ヨガをするか、たまには朝からスイーツを作って家族を喜ばせようか、もしくはエッセイを書いてみるか…
そんな感じで、週末の早起きはいつもそわそわ、そして今日はいつも以上にそわそわ。

それならばおとなしくゆっくり寝ていればいいのにと思ってしまうけれど、昔から週末の朝は平日以上に早起きする人だったから、これはもうどうすることもできない。いや、いいことしているのだから自分をほめてあげるところなのかな?

結局、こんな調子で朝時間をたっぷり手に入れた私はそれらの全てを実行することにした。その中でも最優先事項はスイーツ作り。朝食のお楽しみに「りんごのカスタードタルト」を作ることにした。たまには出来立てのホットなタルトもいいだろう。

最近お疲れ気味な次女のために、元気の素になるといいなと願いを込めて。。。


昨年の今頃、次女の受験前のストレス回避のために、何かとヘルシースイーツを作ってあげていた。次女が「これがあれば今日頑張れる」そう言ってくれていたから。

今日はその時によく作っていた「白崎茶会」さんのヴィーガンタルト。「米粉とオートミール」というだけで、なんだか食べていい気分になってしまう。でも、こういう素朴なおやつはいつ食べても飽きなくてほっとして我が家はみんな大好き。いつもはクリームもヴィーガンレシピだが、今日は簡単に普通のカスタードクリームなのだけど、、、まあいいことにしよう。冷蔵庫で見つけたりんごものせてオーブンへ。焼いている間の甘い香りも幸せな気持ちにさせてくれる。
香りというのは心にすぐに作用してくれるというのは本当な気がする。

こうやってスイーツ作りをしながら昨年の出来事が色々よみがえってきた。
ただ「受験生」というだけではない、様々なストレスを抱え込んでいた時期。サポートをしている私もヘトヘトだった。試行錯誤の毎日だった。

お菓子で全てがうまくいくわけではない。だけど、こんなお菓子作りが娘と私のコミュニケーションの一つであり、そして心の支えであったことは間違いない。


今朝は2番目に起きてきた次女と、焼きたてのリンゴのタルトを食べた。
「お母さん、ありがとう!すごくいい香りがしたから嬉しくて起きてこれた!」その後も満面の笑みでうっとり味わいながらタルトを食べてくれた。
見ているだけでこちらが幸せになれたよ、美味しく食べてくれてありがとう、そう心の中でつぶやいた。

少しは元気をあげられただろうか?
手間暇かけたスペシャルスイーツではないけれど、優しい味の中に母の思いも伝わっていたらいいな、そんな風に心のすみで願ってたように思う。

エッセイコンクール最優秀賞「お菓子便」

こちらは、次女が高校受験を控えていた時。そして、ちょうど色々大変だった時期。
だけど、ちっちゃな幸せがちゃんとありました。

受験生の頃の娘とお隣のおばあちゃんとの微笑ましいエピソードを書いたエッセイがあるエッセイコンクールで最優秀賞に選ばれました(「お菓子便」)。Podcastで31分45秒からお聴きいただけます。

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