ハグのちから

こんにちは。じゅんこさんです。

ハグの力ってすごいな、って思うことがあったので、今日はそんなお話。

3人きょうだいの末っ子の長男はこの春から中学2年生。
お姉ちゃん二人がいるからなのか、中身はわりとふんわり(?)した雰囲気で、同級生なら女子の方が友達が多いんじゃないかと思います(モテている、わけではない笑)
ちなみに日常の趣味は料理、ダンス。

3人きょうだいの末っ子。ベルギーで生まれました。

そんなかわいい息子も時々、中二病を発症(笑)。思春期らしいぶっきらぼうな態度をとることもあるし、めんどくさいことも多々ありますが、健全に成長している証だなあと受け入れております(苦笑)

だけど、最近、小さなイライラが積み重なって、ついに私が大爆発したんです。

こういうのって言葉で表すのも難しいし、それにここでは書ききれないけれど、「身の回りのこともっとちゃんとやろうよ」「自分でやりたい!と決めたことなのにどうしてこんなにいい加減なの?」…みたいなことが、ある一つのことだけではなくて、塵積になっちゃったんですね。

まあまあ、時々小さな噴火(私)はあったんですけど、のらりくらりとされていて…ついにお母さん大爆発!

大きな声を出してみたところで「怒られている」「こわい」「嫌だ」としてしか、本人には残らないのは重々承知の上で、怒ってしまった私。子供のことが全然理解できなくて、自分の中では、「怒り」の前に「かなしい」とか、なんか他の感情がありました。

その時、彼は涙をポロリとこぼしたんです。あれ、普段ならこういうことあまりないのに。

あとで、冷静になって考えてみました。

もしかすると、何か言いたくてもうまく言語化ができなくて、もやもやした気持ちを伝えられなくて苦しんでいたんじゃないかな?

頑張りたいと思ってみても、どこかのポイントで躓いていて、それは彼一人ではなんともできないことなのかも、本当は困っていて前に進めないでいるのかも、って。

ああ、もっと丁寧に時間をかけて、話を聞いてあげたらよかった。できないことを責めるのではなく、苦しんでいることに気付いてあげようと、そこを努力すべきだったと反省しました。

もちろん、彼本人から聞いたわけではないので、そうじゃないかもしれない、でも、「できていないこと」に目を向けて、「なぜできないのか」には気づいてあげようとしなかったことは謝らなきゃいけないって感じました。怠けているのではなく、難しいこともあるかもしれない、ってことをまずは理解しておく必要があると気づきました。

翌日、改めて息子をハグしながら謝罪と共に、気持ちを伝えました。すると、肩に顔をうずめながらうなずいていたようでした。しばらく背中をさすりながら「今すぐに言葉にするのが難しくても、しんどいこと、困っていることがあったらいつでも言ったらいいんだよ。家族みんな、あなたが大好きだよ」と伝えました。

しならくすると、安心したような穏やかな顔をして「ありがとう」って言ってくれました。ほっとしたのかな。「わかってくれようとしてくれた」って思ってくれたのかな。その後、ちょっと自分の行動をかえようと努力していたのがわかったし、なにより笑顔がなんともよかったな。

私もハグしながら、自分自身が素直な気持ちになれたように思うし、「何か伝わったんじゃないかな」「この子は何があっても大丈夫」ってほっとできたように感じました。

言葉にすることも大事。だけど、それだけでは伝わらないものってあって、背中をさするでも、ハグするでもなんでもいいけれど、親子でスキンシップをとることの大切さを改めて感じました。

皆さんはハグしていますか?

3人目なのに、まだまだ子育てはこんな感じ。
3人3様だから毎回何かあるごとにあたふたしているけれど、少しずつ、こうやって私も育ててもらっているような気がします(笑)

※過去のnoteにも、「ハグのちから」で別のエピソードを書いていたことを思い出しました、よかったらそちらも読んでみてもらえたら嬉しいです。

おまけ。14年前の今頃。ベルギーで生まれたばかりの息子と、姉たち。ハグ?羽交い締め?(笑)
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