小さな熱い思いが大きなうねりに~渋谷ねぶた祭

こんにちは、じゅんこさんです。

少し前になりますが、先週末、渋谷で開催された「渋谷ねぶた祭」のことを振り返ってみます。ご縁あって、LinkedInの素敵な皆様と一緒に楽しんできました。

まずは軽く腹越しあえ(笑)
目次

渋谷センター街ストリートでねぶた祭-2024/9/14(土)

8月に開催された本場・青森のねぶた祭とは違い、渋谷センター街に合わせて小さなねぶた~それは少し大きめのお神輿くらいなのですが、都会の狭い路地の中、ラッセーラーの掛け声やお囃子の音が反響し合って、かなりの迫力でした。熱気もすごい!

しかも、10年ぶりに復活した渋谷山王神輿とねぶたのコラボレーションも目の前で見ることができ、なんとも贅沢な夜となりました。

今回参加した理由は、昨年あるプロジェクトにかかわったことからでした。

廃棄コスメを使った染料でねぶたに初チャレンジ!

夫の同僚が、廃棄コスメをアップサイクルしてねぶたの染料としてしようする取り組みをされていました。しかも、史上2人目の女性ねぶた師の塚本利佳さんのデビュー作品として、その染料は初めてねぶたに使われるというのに、青森の地元では知られているものの、一般には知られていなかったのです。

そんな状況をみて、青森だけでなく、東京からも応援したい、という思いで、青森出身のバンドSwallowのライブをメインにした応援イベントを企画されました。

Swallowのみなさん。透き通った歌声が会場に響き渡りました。

運営に必要な、会場、機材、PA、イベントディレクター、司会、PR、などが全くない状態でスタートしたこの企画。急遽LinkedInを通じてサポートメンバーが終結して、イベントを無事成功することができました!その時のメンバーの一人であり、台本作りやMCを担当させていただきました。

おまつりジャパンの加藤さんと♡

そんな彼の思いが伝播していき、『Community Branding Japan』の地域活性化プロジェクトとも共鳴した結果の今回の渋谷ねぶたイベント。以前は、まだ小さな、でも熱い思いだったものが、1年の間にさらにたくさんのサポーターによって、大きなうねりとなって、活動はどんどん進化していきました。

これには、なんとも感慨深いものがありました!
そして、お祭りの迫力に圧倒され、夏の終わりを満喫した気持ちになりました。

昨年7月のイベントでご一緒した皆様。

五感を使った体験~内側から湧き上がってくるエネルギー

ねぶたや神輿を担ぐ人の晴れ晴れとした表情や、力強い掛け声やお囃子の心躍るような音、そして祭りに関わる人とそれを見て興奮している人たちから作られる、空気感や熱気、におい…五感をフルに使った体験はすごい!内側からぐぉ~っ!と湧き上がってくるエネルギーを感じました。写真や映像では絶対に感じることができない素晴らしい体験でした。

仲間も一緒にラッセーラー♪跳ね方もうまい(笑)

まさに「ハレ」の日にふさわしい、エネルギーが爆発している感じがたまらない!!こんなにも人は生きる力をひめているのか、と圧倒されるとともに、祭りに関わる人が一体となっている様は、地域の底力のようなものを感じました。

また、ちょっと不思議な、世代をこえて、現在と過去を結び、その地域の人達が先人と繋がっているような感覚でもありました。このお囃子が聞こえている間だけ繋がれているような感じ。

祭りがなくても生きていけるけれど、それぞれの地域に祭りがあることで、交流やアイデンティティが生まれ、そこで生きる喜びや感謝の気持ちがわいてくるような気がしました。

自分の想像以上の興奮や感動をもらったお祭り。これからもそれぞれの地域でどうか継承されていってほしい、と改めて感じた夜となりました。

次回は本場、青森のねぶたもみてみたいな~!

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